ここ最近気になったサービス3選+おまけ
最近気になったサービスのメモです。
コストダウンや業務効率化に使えそう。
①AWSの年次イベント「re:Invent」で紹介された新サービス
re:Inventで発表になった新サービス、新機能の本当のところ (1/2)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1312/20/news016.html
個人的にはAmazon WorkSpacesあたりが気になる所。
VDIの「どこからでも同じデスクトップ環境が利用可能」という特徴は、
業務場所の柔軟性を求める企業/個人向けにシェアがどんどん拡大していく分野だと思います。
AWSのサービスが選択されるかはわかりませんが、あと1~2年で一般化するのではないでしょうか。
②高機能・容量無制限なファイル共有サービス「BOX」
容量無制限のファイル共有コラボレーションサービス「Box」は仕事でどこまで使えるか?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1312/11/news008.html
ファイル共有といえばDropBoxが良く利用されていますが、こちらの「Box」も結構気になるサービスです。
共有メンバ間でファイルやフォルダに対してコメントを交わすコミュニケーション機能、オーソドックスなバージョン管理機能が魅力的。
サービス単体でこれら機能が完結している点が良いですね。
エンタープライズ版であれば容量無制限で保存できる点も◯。
外部向けのダウンロードURLの発行も可能なので、Dropboxからの乗り換えを検討しても良さそうです。
③Webアンケート作成ツール
Webアンケートのキモは「設問づくり」 調査専門企業のノウハウを無料で使えるセルフアンケートツール「Questant」(クエスタント)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1311/27/news001.html
設問の作成からデータ集計・分析まで可能。テンプレートも豊富。
適切な回答を得るための「設問」はノウハウが必要なので、慣れて無い人には嬉しいサービスです。
④おまけ
pixivと連携したショップ作成サービス「BOOTH」スタート 物販・デジタル販売とも可能
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1312/19/news122.html
やや脱線ネタ。個人による物販がより身近に。
決済だけでなく、保管・梱包・発送代行も行ってくれる点は大きい。
海外会社と業務を行う上で気にすること 4選
ここ一年程、開発や画像発注、もしくはコンテンツの運営で海外の会社と仕事をすることが増えてきました。
この記事では、業務上で特に気にしていた事4選をまとめています。
①国内以上にバッファとチェックポイントを設ける
「依頼内容を正確に把握していない」「作業時間が予想以上にかかる」等、遅延を招くケースが結構あります。
国内で仕事をする上でも当然大事ですが、海外拠点とのやりとりを行う場合、国内以上にチェックポイントやスケジュールのバッファに気をかける必要があります。
②海外拠点の営業時間を正確に把握する
日本と異なり、営業時間が完了した段階ですぐ帰宅するケースが多いため、どの時間帯であれば連絡が取りやすいか事前に確認しておきましょう。
③海外拠点の「祝日」を把握する
意外と忘れがちなのが海外の祝日。
北米やアジア圏は当然日本と祝日が異なり、場合によってはそれなりにまとまった休みを取る場合があります。
オフショアで人気のフィリピンや台湾あたりも祝日が多いので、スケジュール内でどれくらいの祝日があるか把握が必要です。
④軽くで良いので「挨拶」や「ありがとう」はマメに!
Skypeやメール等の文字ベースでやりとりするときに地味に大事な項目。
依頼事項を英文化した時にどうしても硬い文章になることが多いため、軽く「おはよう」や「ありがとう」等を添えるだけでも相手の反応がかなり変わってきました。
基本的に国内の会社とやりとりをする上でも注意すべき点ですが、海外とのやりとりでは特に意識する必要がありました。
次回の記事では、より詳細な理由と、これらを気をつけるとコストがどう変動するかをまとめる予定です。
Apple審査で気をつけることは?その③・『①』と『②』と売上とコスト
・Apple審査で気をつけることは? その①・マイルストーン関連
http://yh-cooking.hatenablog.com/entry/2013/12/01/224054
・Apple審査で気をつけることは?その②・リジェクトや審査停滞対策(忘れがちな事関連)
http://yh-cooking.hatenablog.com/entry/2013/12/07/233747
前回、前々回でApple審査周りで気をつける事をまとめました。
共にオーソドックスな内容ですが、割と「うっかり」忘れてしまいがちなものでもあります。
では、「うっかり」忘れてしまったらどうなるのか?
当然「売上」や「コスト」へ跳ね返る事になります。
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①売上への影響
審査に落ちてしまった(もしくは審査に予想以上に時間がかかってしまった)場合、当然ながらローンチ時期が想定とずれてしまい、機械損失を招くおそれがあります。
単純に売上を計上できる時期がずれる、プロモーションの再調整が必要になる等、ずれればずれる程影響は大きくなります。
また、クリスマスや年末など売上が望めるタイミングからずれてしまい、気がつけば年明けリリース…と言ったケースも避けたいですね。
②コストへの影響
ローンチタイミングがずれれば、当然ながら開発を引っ張り続けなければなりません。
その分の稼動分はコストへ跳ね返って来るため、無視できるものではありません。
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Apple審査でリジェクトされることはよくありますが、
ちょっとした不注意や見落としでリジェクトされて機械損失が発生するのは避けたい所です。
事前の審査スケジュール想定をしっかり行い、ありがちなリジェクト箇所をチェックシート化して確実に潰すなど、可能なかぎり手を打ちより早くリリースへ漕ぎ着けるよう頑張りたいものです。
Apple審査で気をつけることは?その②・リジェクトや審査停滞対策(忘れがちな事関連)
前回の記事で
・Apple審査で気をつけることは? その①・マイルストーン関連
http://yh-cooking.hatenablog.com/entry/2013/12/01/224054
を上げましたが、今回はリジェクトや審査の停滞対策について、つい忘れがちなことをまとめていきます。
①外部IPからの接続を許可する
意外とありがちなのが外部IPからの接続を弾いているケース。
社内WiFiからはアクセスできるので気付かず、Appleがアクセス失敗。リジェクトされるケースはありがち。
ちゃんと外部回線から入れる事を確認しましょう。
②ログイン必須の場合、Appleが使用するアカウントを作成しておく
ログイン必須の場合、Appleへアカウント渡す必要があありますが、これちゃんと作成して、使える事を確認しておきましょう。
アカウント作成したものの使えない!となってリジェクトされる場合があります。
③審査再提出する場合、『②』のアカウントはちゃんと使える用になってる?
再提出時にありがち。
データ初期化や更新の影響で、『②』のアカウントが使えないというケース。
Appleがそれでログインして失敗、リジェクトとかがよくあります。
④Appleに関連するような記載があったりしない?
Descriptionやアプリ内のバナーや文字等に、Appleに関連した物が混じってないでしょうか?
具体的には「iPhone」や「iPad」のプレゼントなどなど。
これがあると『Appleと関係してるような記載はNG』と言われてリジェクトされます。
⑤招待IDでリジェクト
これは招待IDと他の機能の組み合わせによってリジェクトされるケースあり。
(招待IDの入力で何かをアンロック、招待された側に報酬を与える、等)
ものによりけりですが、審査時にOFF、審査後にONにして回避するケースがあります。
全体的に細かい所ではあるんですが、意外と忘れがちだったりするので注意が必要です。
審査提出時はチェックリストを作成して、全部見てから審査へ出すようにするのが一番ですね。
Apple審査で気をつけることは? その①・マイルストーン関連
昨日、関わっていたプロジェクトでiOSアプリのリリースを行いました。
例のごとく紆余曲折がありましたが、何とかリリースできて一安心。
今回のプロジェクトでもApple審査周りで気になることが多かったため、メモを兼ねて「気をつけること」「気にしとくこと」をまとめてみました。
今回は「マイルストーン」に関連してくる要素についてです
①Appleに申請あげてから審査に入るまで約5〜10営業日
経験則と周りの話の総合。
だいたい5営業日くらいで審査に入ることが多いですが、まれに時間がかかる場合があります。
②審査に入ってから完了まで約3〜5営業日
同じく経験則と周りの話の総合。
アプリの規模によりけりですが、審査期間にだいたい3〜5営業日かかることが多いです。
③Apple側との時差を考慮する
サーバのログを見るかぎり、北米のタイムゾーンで審査を実施していたようなので、
日本時間基準で火〜土の深夜から早朝にかけて審査やってると判断していました。
④審査期間はアプリの規模によって変わる
「②」でも記述しましたが、アプリの規模によって審査期間が結構変わります。
課金が導入されている場合は、初回審査は課金チェックも実施するため更に時間がかかる傾向にありました。
⑤アップデート時の審査は初回審査よりも早い
一回審査に通過している場合、アップデート時の審査は初回審査よりも早く完了する傾向にあります。
(初回審査は根掘り葉掘りな感じで見られるので時間がかかっちゃう)
使ってる方が多い手だと思いますが、Apple審査に通過できるレベルまでアプリの開発が進んだら、とりあえずApple審査に提出しておきます。
⑥アプリリリース時はストアへの伝搬を考慮する
ストア公開時にアプリ情報が伝播するまで、だいたい1〜3時間程度で済むことが大半でした。
しかし、ご存知の方も多いかと思いますが、伝搬にやたら時間がかかって24h程度経過してしまったという事例が2013年に発生しています。
単純なアプリ更新ならあまり気にしなくて良いですが、ローンチやサーバ更新も伴う大規模更新などを実施する場合は、ストア伝搬に時間がかかるリスクを考慮したほうが良いです。
⑦Appleの休暇期間と、申請殺到時期を考慮する
Appleが休暇にはいるタイミングに要注意。
Appleが休みに入ってしまったら当然審査は止まります。
また、Appleのお休み直前に、「Appleが休みに入っちゃう!急がないと!」と申請が殺到して審査が遅くなる場合もあります。年末あたりは特に要注意です。
だいたいこんな感じでしょうか。
審査提出〜審査入る〜公開までに結構時間を食ってしまうので、スケジュールやマイルストーンをたてる場合はここらへん注意しないといけませんね。